少しばかり不便な方が割と 人 はイキイキするものでは無いでしょうか…。
宿舎アパートから通りに出て、通りをひたすら真っ直ぐ車で進む事6〜7分。
ですが自分の場合、寄り道したり景色を眺めたりで結果20分程かかる道の先、初夏から秋にかけてのみOPENする行き着けのセレクトショップがあります。
この素敵過ぎる佇まい
農家さん直営の無人セレクトショップです
そこには季節の野菜が無造作に置かれ、そのほとんどが¥100円( 税込価格 )。タマネギは1個¥20から好きな数だけチョイス可能。
支払いは自己申告制でノートに記帳し、入り口にある木箱へ投入するシステム、残念ながらキャッシュカードは使用出来ません。また、多く支払ってしまってもお釣りは返って来ないシビアな会計システムとなっております
その日採れた野菜が陳列されていますから新鮮。
スーパーの野菜と違い、食べ時を迎えたものがそのまま並ぶので味もしっかり。
じゃがいもやタマネギなんかは小口で購入出来ますので、単身赴任のひとり身としては実に有り難い。
中にはその日食べ切れない野菜も出ますが、勿体ない精神で数日の間には食べ切りますので、自ずと野菜摂取量の増加も見込めるのです
都市部では中々お目にかかる事の出来ない、田舎ならではの光景、そこに住むものの特権でしょう。
セレクトショップの向かえはショップオーナーのガーデンが拡がります。
軽く目の保養も兼ねるのです。
広い畑の敷地にスカイブルーとブルーのデルフィニウムがたくさん咲いています。
切り花として出荷するのかな?
支柱が見当たりませんが、成る程の育成方法が。
丁度花茎の根元の高さに針金を格子状に組んでいます。
これなら折れる事も無さそうですネ。
近くで農作業をしているお父さんが居ましたので、ちょっと話を伺おうかとも思ったのですが、話が長くなると面倒なので止めときました
ズケズケと人の畑に入り込んで花の画像を撮ってる自分を「おやっ? 」と思った様ですが、デルフィニウムに近寄って画像を収め始めると、何事も無い様に農作業を続けはじめるお父さんに軽く会釈をしてその場を離れます。
往来にこんな寄り道をしているので、結果一時間弱のお買物となってしまうのです…。
因みにトップ画像は自生のノコギリソウ。
至る所で咲いてるので記念撮影。
気が付いた時に買い物をしようにもスーパーは離れてるし、時々不便を感じる事も少なからずありますが、どうせならと、この様なセレクトショップまで足を運ぶのです。
じゃがいも、小ねぎ、タマネギ、ホウレン草、絹さやの五品を購入し…、
結果、足りない品をスーパーまで買い物に行かなければならないという
田舎ならではのスローライフのひとコマでした。
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