ハーディネス ゾーン ナンバーについて

ハーディネスゾーンナンバーとは、アメリカ農務省( USDA )が採用している植物の耐寒性についての指標の事。

その植物がどの程度の寒さに耐える事が出来、冬季間を耐える事が可能かを地域的に分類したものです。


北海道にて「日本一寒い町」を掲げている陸別町では、2000年1月に−40度を下回り計測不能を記録。同町のハーディネスゾーンナンバーは【4】表記になっております。
高山域を除けば実質日本で植栽する植物では、ゾーンナンバー【4】に耐えれれば何処でも育つ事になります( 今項では耐暑性は考慮してません )。

ちなみに非公式ながら美深町では−41.5度、公式では旭川が−41.0度を記録。北海道の苛酷な厳冬期を物語っていますね005.gif


以下、各都市の大まかなハーディネスゾーンナンバーになります。
【5】 旭川
【6】 札幌
【7】 函館
【8】 青森 仙台 長野
【9】 東京 名古屋 大阪 福岡
【10】 鹿児島


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大切なのはあくまでこの指標は目安であって、【6】のゾーンで問題無く生育するゾーンナンバー【7】の植物もあれば、逆にゾーンナンバー【5】の植物でも生育不良のものもあります。

降雪の有無も大きく影響しますし、極端な例では同じ庭の中であっても冬場の日当たり等の因子によって生育を左右します。
また、生育に問題無いとしても凍害や雪害によるダメージも考慮しなければなりません。


最も間違いが無いのはご近所さんのお庭で元気良く育っているという事でしょうか003.gif

職場周囲のご近所さんはご高齢者の方が多く、綺麗な庭づくりをしている方が多いのですが、気になる植物の名前を聞くと大概…
「あらぁ〜名前ね…、忘れちゃったわ。綺麗だなぁと思って買って植えたの」

はたまた、
「最初は覚えてたんだけど…忘れちゃったわぁ」
とおっしゃるのがデフォルトです003.gif

2時間圏に山野草の沢山植栽されている「大雪森のガーデン」や旭川の「上野ファーム」といった立派なガーデン、個人のオープンガーデンなど参考にできる素材に恵まれています。

当地では夏季に30度を超える事もありますが、幸いに余り耐暑性については心配要りません。然しながら耐寒性についてはとても重要な要素となります。


宿根草の場合、種類によって「低温要求量」というものがあります。これは冬季間の寒さにしっかりと当てなければ、翌春に芽出ししなかったり花が咲かなかったりするものの事です。

可愛いがるが故に、寒い冬に暖かい室内へ取り込んだ事によって春が来ても成長しない…なんて事もあるんです005.gif


以上を踏まえハーディネスゾーンナンバーを考慮しつつ、庭にお迎えする植物をあれこれ悩む…、この悩みも楽しみのうちの一つ。そう私は考えています003.gif



寒さ厳しい土地柄の方は、頭の片隅にこのハーディネスゾーンの事をチラリと入れておいて下さればと思っております。












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by terroir_k | 2016-10-05 15:02 | ハーディネスゾーンナンバーについて | Comments(0)